ピアノを楽しく演奏するためには、まず楽譜を読む力が必要です。
残念なことに、楽譜を読むことが苦手で、ピアノを好きではなくなってしまう方が少なくありません。
山根ピアノ教室では、桐朋学園子供のための音楽教室でのソルフェージュの経験を生かし、楽しみながら
楽譜に慣れ、楽譜を読む力が身につくよう指導してまいります。
音楽は、音程(音の高さ)とリズムで成り立っています。この二つを一緒に楽譜から読み取ることは、
初心者にとって大変難しいことだと思います。
当教室では、慣れるまで、音程とリズムを別々に勉強します。音程はおはじきやマグネットを使って、
リズムはさまざまなリズムパターンのカードを使って覚えていきます。特に小さなお子さまたちは、
おはじきやリズムカードに目を輝かせながら取り組み、自然に簡単な楽譜から読めるようになっていきます。
そして、楽譜を読む力を育てると同時に、ピアノを実際に演奏し、楽譜に書いてあること、又楽譜に書いて
ある以上のこと(自分のその曲への思い)を表現していきます。
ピアノの音は単純ではありません。強弱はもちろん、音楽を心の中で感じる気持ちは、指先のタッチや
身体の使い方に連動され、多種多様な音色を発音することができます。
自分の思いがそのままピアノで表現できた時の喜びははかりしれません。私はその喜びを感じることが、
ピアノ一番の楽しさだと思っております。
皆さまにピアノを演奏する楽しさをお伝えすることができましたら幸いです。